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記事要約
民主党候補者でバイデン氏とサンダース氏が競っているけど、どっちが株価(マーケット)に良いの?
バイデン氏有利で株価はポジティブ反応、サンダース氏有利でネガティブ反応と私は考えています。
民主党候補者が大統領になるのとトランプが再選するのではどっちが株価(マーケット)に良いの?
トランプ再選で株価はポジティブ反応だと私は考えています。
以上のように考察した経緯を記事にしていきます。
- 民主党候補者選びのマーケット影響
- トランプ再選しなかった場合のマーケット影響
市場は現在コロナショックの中にあり、
民主党候補選びがマーケットに与える影響はかき消されている。
しかし、
大統領選挙が本格化する
夏以降には
無視できないマーケットリスクとなると思います。
記事執筆時点(2020.3.19)では、
民主党から大統領選挙でトランプと争う候補を選出中。
大国アメリカの大統領選挙の行方は
株価(マーケット)を動かします。
トランプ大統領当選時の
マーケットの急落と急騰は忘れられない出来事です(私は当時はノーポジで静観してました)。
2020年アメリカ大統領選挙の流れと日程
夏までの民主党候補選びと相場影響
まずは共和党のトランプと
大統領選挙で戦う候補を民主党から1名選びます。
現在候補者は3名に絞られています。
- ジョー・バイデン
- バーニー・サンダース
- トゥルシー・ギャバード(泡沫候補)
このうちバイデンとサンダースの2択となるでしょう。
そして記事執筆時点(2020.3.19)では
民主党の候補者はバイデン氏が有力となっている。
候補者選出期間
2020年の2月3日~7月15日
候補者確定日
2020年7月16日
バイデン氏有利な方がマーケットには喜ばれます
バイデンとサンダースの
どちらを大統領選挙に選出するかを
7月15日まで各州で争います。
州ごとに途中経過のニュースが出ますね。
この時、マーケットがどちらに動きやすくなるかというと
バイデン氏が勝利した方がポジティブに動きます。
候補者の政策とかはさておき、
簡単に覚えるなら以下の2つを覚えましょう。
- バイデン勝利なら、相場はポジティブ反応
- サンダース勝利なら相場はネガティブ反応
バイデン氏が良いというよりはサンダース氏が問題です
バイデンもサンダースも富裕層への増税を考えている。
どちらが大統領になっても
ウォール街は厳しい展開になりそうだが
サンダースは極端に資産家から金をとろうとしており、
マーケット的には避けたい(買い方の場合)。
バイデン氏とサンダース氏について
バイデン
緩やかな富裕層への課税などサンダース氏よりも穏健で、民主党の中では中道派に属する。
失言が多いことでも知られていて、外国を批判することもある。
トランプ大統領は、バイデン氏のことを、「スリーピー・ジョー=寝ぼけたジョー」とあだ名を付けて、
ツイッターなどで繰り返し批判中。
おそらくトランプは大統領選挙で戦うことになるのは
バイデン氏になると考え、いまから攻撃仕掛けているのだろう。
バーニー・サンダース
民主党会派で最もリベラルに属する。最高齢の78歳
社会の格差を是正し、富裕層への増税や国民皆保険、
公立大学の無償化などの実現を主張。
格差に悩む若者に人気。
サンダース氏は、学生ローンの免除や国民皆保険などの実現を訴え、
その財源として上位0.1%の超富裕層への増税を行い、
彼らの資産を15年間で半分にまで減らすという公約を掲げている。
こうした公約に、
ウォール街の金融機関の関係者らから「経済を破滅させる」という警戒の声も上がっている。
そのため、投資家にはあまり支持されていない
トランプ大統領からは、「Crazy Bernie=クレイジーなバーニー」とあだ名を付けられた。
秋からの民主党候補者とトランプとの大統領選挙の行方
トランプ再選が相場にはグッドニュース
- 相場活況を期待するなら共和党=トランプ再選を望み
- 相場の冷え込みを期待するなら民主党候補者の勝利を期待する
民主党のバイデンまたはサンダースの政策は
富裕層つまり相場を動かす層にとっては歓迎できないものがあります。
マーケット的にはトランプ再選を期待しているでしょう。
大どんでん返しが起こり、
相場が荒れるのが好きなトレーダは民主党候補の大統領当選を期待しているかも。
ただしトランプ劇場には引き続き注意が必要
トランプ大統領就任後に過激な言動で世界の注目を集め、
政策、解任や任命といった人事を、
ツイッターで発表し、相場は荒れました。
日本のトレーダからはトランプ劇場と揶揄され、いい意味で愛されていました
第46代アメリカ大統領が確定するのは2020年11月3日
この前後はマーケットリスクに大統領選挙の行方を注視したい。
共和党と民主党の概要
共和党とは
共和党は個人の自由を重視する党です。政府はできるだけ国民の生活に干渉しないほうがいいと考え、安全も自分たちで守るとしている。だから、自ら銃を持って身を守ることにも肯定的です。加えて、経済の自由化にも積極的でウォール街の金融関係者からの支持もあります。
民主党とは
一方、民主党は格差是正など社会の公正に力を入れるほか、黒人やヒスパニックなどマイノリティへの配慮も掲げています。もちろんアメリカは自由の国ですが、それはお金持ちの白人だけの自由ではなく、万人にとっての自由でなければならない。そのためには、ある程度政府が経済や社会に介入してもいいと考えています。
共和党は「保守」。民主党は「リベラル」
世界のトップトレーダたちは誰を支持しているのか?
バフェット
もとはマイケル・ブルームバーグ候補でした(すでに撤退表明)。
その後は民主党を支持しています。
大物投資家のバフェット氏が民主党支持なのは驚きですが
氏はもうお金持がありすぎるので、ウォール街のことではなく
国民のことを考えているレベルに近いんじゃないでしょうか。
民主党の政策の方が一般的には良い(万人の平等とか)。
オリン・クレイマー
ヘッジファンド創業者
バイデン支持
その他のトレーダも判明次第追記します
2020年大統領候補が用意した選挙資金はトランプがダントツ1位
各候補者が用意した選挙資金。
- トランプ氏は2019年6月末までに、およそ1億2400万ドル、日本円にして130億円の選挙資金を集めた。
- バイデン氏は、2019年6月末までに、選挙資金としておよそ2200万ドル、日本円にして23億円あまりの選挙資金を集めた。
- サンダース氏は、2019年6月末までにおよそ4600万ドル、日本円にして49億円近くにのぼる選挙資金を集めた。
トランプがダントツNo.1